芸術メディア研究会とは
多くの方々が芸術メディア研究会に参加し、相互交流が促進されることを期待しています。
新着情報
第4回 メディア芸術・情報美学国際展
本研究会の李容旭がプロデュースする「第4回メディア芸術・情報美学国際展」(平成24年2月20~22日、主催:東京工芸大学芸術学部・韓国崇実大学IT学部)が東京工芸大学芸術情報館で開催され、本研究会の三橋純、柴岡信一郎、河合孝治が参加しました。
同展には中国4名、日本7名、韓国10名の作家が参加し、映像やインスタレーション作品を出展しました。
三橋純「simulation」
(model of landscape , LED light , digital photo print , 515×728mm)
私たちの見えているものと意識できるものの関係は、明確であると思いがちであるが実は曖昧なものです。
幻想的な霧の中の鉄塔の風景は、何処なのか、何時なのか。
私たちの目に映る現実とは、実に曖昧なものなのです。
柴岡信一郎「スポーツと決定的瞬間(Sports and moment of truth)」
写真表現を述べる際、用いられる「決定的瞬間」という言葉は、アンリ・カリティエ=ブレッソンの一枚の写真を起因として今日まで語り継がれている。写真は「"真"実を"写"す」と書くが、真実の一瞬を切り取った写真は、私達の肉眼では決して見ることのできない瞬間、私たちが想像しなかった光景を明示する。今回は、競技スポーツにおける決定的瞬間を取り上げた。これは動画よりも強いメッセージ性を持つことが多い。スポーツの決定的瞬間は美しく、想像力に富む。メディアが多様化した今日でも、写真は不動の地位にある。今回はこれらの写真の訴求力を提示した。
河合孝治「一乗音界図」
This work is based on the ideas of the psychoanalyst Carl Jung and buddhist philosophy(a mandala and Avatamska sutra particularly)
It is known well that Carl Jung was influenced from Buddhism (especially mandala). Active Imagination is a conceputs developed by Carl jung.
It is a meditation technique wherein the contents of one's unconscious are translated into images, or narrative personified as separate entities.It can serve as a bridge between the conscious 'ego' and the unconscious.
In other words, This work resonate the sound of fixed score conscious notes and unconscious improvisation.
That is, The individual idea based on the given material and unconscious (memory and emotions of the oppressed past) are unified and the mind is open. It is the mettle to take a look at oneself and come to grips with reality.
Music's essence both reveals the way you are and polishes your mind throughout sound.
In the meaning, this work may be a kind of musical therapy based on Carl Jung and Buddhism.
李容旭個展「ROAD TO THE MANGO」
映像展・研究発表大会 東京クロストーク2011 報告
研究誌「CrossTalk」2号
当研究会の研究誌「Cross Talk」2号が9月に刊行されました。
今回は研究論文の他、フォトエッセイや、映像評論家の波多野哲朗氏のインタビュー記事が掲載されています。
「Cross Talk」(ISSN 1884-0043)2号
目次
永遠の相の下で
-レオ・シュトラウスと秘教的教説を説くことの責任について-
川口賢哉
2月に寄せて
ようぎ(李容旭)
世界の在り方
-インドから臨む-
三橋純
スポーツコーディネーター養成におけるメディア教育カリキュラムの開発 柴岡信一郎
スコセッシとアレンが描く個人と共同体の関係性の考察
山下史朗
イメージ思考の可能性に向けて
-映画『愛を読むひと』をめぐって-
今村純子
戦後の日本映画における映画批評の一考察
-1951年~1970年までの『キネマ旬報』を中心に-
牛田あや美
並置される表象
竹内正人
【考察】リムジンライナー構想
山下耕
本当にあった怖いお話し
渡部英雄
opus-medium 公演評
宮田徹也
雑感
-孤独死は本当に悪なのだろうか?-
河合明
波多野哲郎氏に聞く 映画批評について
聞き手:牛田あや美
映像展・研究発表大会 東京クロストーク2011
東京クロストーク2011
主催:日本映像学会クロスメディア研究会
会場:キッドアイラックアートホール
http://www.kidailack.co.jp/ (京王線明大前駅から徒歩1分)
会期:2011年9月13日~18日
開館時間:12~19時(18日は17時まで)
キッドアイラックアートホール・ギャラリー(東京都世田谷区)で行われる「東京クロストーク2011」に研究会メンバーが参加します。
「東京クロストーク2011」は日本映像学会クロスメディア研究会が主催する映像展、研究発表大会です。
2フロアからなるギャラリーでの映像作品の展示と併せて、会期最終日にはアートホールにおいて映像に関する研究発表が行われます。
<研究会メンバーの参加者>
-作品展示-
柴岡信一郎 「近代産業遺産の記録 -足尾銅山の現在-」
三橋純 「Qualia」「equilibrium」
李容旭 「また道はつづく」
河合孝治 「Matrix: 一乗法界図」
相田晃良 「東京の透視図 / Tokyo Perspective」
-研究発表-
13:00-13:25 森本純一郎「深夜アニメにおける実験」
13:30-13:55 柴岡信一郎「近代産業遺産・足尾銅山の映像記録」
14:00-14:25 三橋純「風景写真から見る写真表現の可能性」
14:30-14:55 河合明「現代アートと仏教思想」
15:00-15:25 李容旭「映像の可能性 小、中、高校学生らとの映像ワークショップを通して」
16:00-16:25 宮田徹也「コラボレーションの批評の可能性について」
16:30-16:55 山下史郎「リンチ、クローネンバーグ、デ・パルマ、秘匿に向けた幻視力」
[作品概要]
柴岡信一郎
本展示は栃木県にあった足尾銅山の現在の様子を記録したものです。足尾銅山は日本一の銅産出量を誇った銅山であり、近代産業の発展に大きく貢献しました。一方、銅山による煙害で山は荒廃し緑を失い、川は汚染された過去があります。現在、足尾の街は過疎化が進む山深い地区ですが、かつては長屋、浴場、学校、病院が立ち並び、人々がひしめき合う生活空間が存在しました。それは現在でも、構造物跡や観光施設、山々の風景、治山事業等によって偲ばれます。近代産業遺産の記録が、人間と自然の調和に役立つことを願っています。
相田晃良
「東京の透視図 / Tokyo Perspective」は、全35点の作品から構成されているシリーズ作品です。撮影はフィルムサイズがA4程の大きさがある8×10インチカメラなどを使用し、現像も自家処理しました。コマーシャルや雑誌企画の為に撮影した作品ではありませんが、NTT SOFT社の企業カレンダーやNikonの広告に使用されています。東京中に点在する魅力的な空間を、同一の構図で撮影することで、カタログや図鑑のように均一でありまた無機質な表現をイメージした実験的な作品です。
第3回 東京創造芸術祭①
第3回「東京創造芸術祭」が行われています。
本研究会の河合明、李容旭が実行委員を務めています。
柴岡信一郎、三橋純が作品を出展しています。
会期終盤には、講座やシンポジウムが行われます。
期間 2011年7月24日(日)~7月30日(土)
会場 四谷CCAAアートプラザ内 ランプ坂ギャラリー
主催 東京創造芸術祭実行事務局
7月29日(金)15:00~16:30 講座 河合孝治「一乗法界図共生成の世界へ」
7月29日(金)16:30~18:00 シンポジウム 宮田徹也、今村純子、山下史朗
7月30日(土)14:00~16:00 パフォーマンス 河合孝治ほか
李容旭「そう遠くはない It is not so far. 2011」
この作品は杉並公会堂の演奏会で上映された映像と音響によるワンーチャンネル映像作品です。本番では川口賢哉氏の尺八との共同により映像とサウンドが構築されました。
三橋純「FLOWER」
写真の特異性が瞬間を記録することであるならば、花の生命や造形的美しさを封じこめることもまた写真の特異とするところである。新居のソファー・カーテン・食卓という極私的空間に花を添え、それらを封じ込め作品化することによってもう一度、老い・枯れ・死へと向かう生の道程であることを知ることとなる。環境から切り取られた写真は、再び環境へ戻り、それぞれの思いの中で変化した形でフィードバックされるのである。写真にはそんな往復運動を孕んでいるのである。
柴岡信一郎「1964年東京オリンピックの遺産」
1964年、我が国復興の象徴となる東京オリンピックが開催された。実は、戦前の1940年にも東京オリンピックの開催が決定していたが、日中戦争の激化により中止となった。その大会で計画されていた主会場は駒沢公園であった。24年の時を経た1964年大会では、この駒沢公園での計画案が再活用され、神宮外苑に次ぐ第二会場としてサッカーやバレーボール、レスリングの会場となった。女子バレーボール「東洋の魔女」やレスリングでのメダルラッシュの会場は同室内競技場である。公園中央にそびえるオリンピック記念塔は、東京オリンピックによってブランド化された駒沢の街を今日も見下ろしている。
(上から、李容旭、三橋純、柴岡信一郎)
研究会研究誌「CrossTalk/クロストーク」が創刊
アニメーションの詩学 今村純子
―― 映画『千と千尋の神隠し』をめぐって ――
目のなかに見える光 山下史朗
~ジョン・フォードとフランク・キャプラが継承されるス
ティーブン・スピルバーグが描く個人と共同体の関係性の
考察~
歴史の物語化への否定 牛田あや美
――『エロス+虐殺』をめぐって ――
報道写真家「ロバート・キャパ」 相田 良
自らを賭博師と呼ぶ、波乱に満ちた人生を巡って
『映像人類学の冒険』への冒険 三橋純
見果てぬイメージの虚空 宮田徹也
〈Opus-medium Project Vol.3 Soundala-Art〉
現代音楽のクオリア 河合 明(孝治)
── ポスト構造主義、仏教哲学、オートポイエーシス──
韓国デジタルデザイン国際コンペティション
韓国デジタルデザイン国際コンペティション(Korea Digital Design International Competition)に、研究会メンバーの柴岡信一郎、三橋純が出展します。
今回のコンペは賞金付きということで、乞うご期待!
主催:韓国デジタルデザイン協議会(Korea Digital Design Council )
会場:Songdo Convensia in Inchon(韓国)
日時:2009年12月
https://www.koddco.com/euc/introduction/ment.asp
柴岡信一郎「Japanese High School Baseball 」
三橋純「Impression of downtown」